BCP(事業継続計画)

BCPとは

企業様が災害や緊急事態などの予期せぬ出来事による業務の中断を最小限に抑え、事業を継続するための計画・手順を定めたものです。

BCPのポイント

BCPでは、①企業様とそのサプライチェーンの実状にそった無理のないものであること、②企業様が所在する地域の地理的条件などを踏まえたものであること、③いざというときの行動に役立つわかりやすさと具体性があること、④人命第一に立ちながら、かつ、顧客のご要求を満足するものであること、⑤ただの企業本位ではなく、災害時の地域貢献も兼ね備えたものであることなどが求められます。それらの要求は、ひな形を書き写すだけでは満たされません。

具体例

(1)たとえば、人命を守るためにはBCPの体制と発動基準だけでなく、各部署の役割や避難手順を具体的に定める必要があります。

(2)また、災害による被害を最小にするための建屋や設備などの防災対策をしておく必要があります。

(3)その際は、自社が属する地域の災害マップなどを参考にして「どのような災害がどの程度の大きさで起きるか」を明確に想定する必要があります。

(4)あわせて、自社の物流や商流を整理して、どこにどのような強み・弱点があるかを把握する必要があります。

(5)さらに、生産だけでなく、情報システムの対策も重要です。情報システムは、企業の「神経」です。それが被害を受けると企業は機能できません。

(6)なお、BCPはかなりのページ数になります。それをA3で1ページにまとめた要約版を作っておくと(さらにそれを英語やその他の必要な外国語に訳しておくと)、お客様の監査の際などにご理解いただきやすくなります。このまとめ方にもノウハウがあります。

理想と現実とのせめぎ合い

お客様の中には、「1週間以内の生産再開」、「2週間以内の完全復旧」を求める方が多くおられます。また、1つの拠点が操業できないときに他の拠点でそれをカバーする「複数拠点化」を求められることも一般的です。

しかし、それらの実現は大変な困難を伴います。理想と現実とのせめぎ合いです。ひな形をそのまま採用すると、「できないことを約束した」など、いざというとき取り返しのつかないことになります。理想と現実の真のバランスをとることは、企業での実戦経験なしには無理です。

私たちの事務所では

「すずかぜ経営法務事務所」では、法務分野での経験35年以上の実績と高い専門性を活かし、企業様の事業の継続だけでなく積極的なビジネスチャンスの獲得にも役立つ実戦的で「魅力的」なBCPづくりの支援を行います。