就業規則

就業規則とは

企業の労働条件等を定めた重要な規則です。10人以上の従業員がいる企業は、必ず作成し、労働基準監督署に届け出なければいけません。この作成・届出をおこたると罰金刑が科されます。

就業規則の重要性

昨今、「同一労働・同一賃金」、「ハラスメント防止」、「外国人雇用」などの観点から、就業規則の重要性と社会的注目がますます高まっています。

就業規則の作成

就業規則の作成には特別な手続が求められます。内容も、ひな形を書き写すだけでは後々のトラブルのもとになります。そのため、専門家(社会保険労務士等)のサポートやアドバイスが必要です。

企業のさまざまな約束・ルールの関係

なお、①「労働契約」は、個々の労働者と使用者が結ぶ契約。②「就業規則」は、使用者が労働者の過半数の意見を聞いた上で定めるルール。③「労使協定」は、労働者の過半数と使用者の合意による特別ルール。④「労働協約」は、労働組合と使用者の団体交渉で決着した合意です。後ろに行くほど、「集団で本格的に決めた」重みが加わります。そのため、基本的な優先順位は、④>③>②>①になります。

これら以外に、「労使慣行」があります。これは、同じような行為が繰り返されて暗黙のルールになったものです。上記①~④の内容に取り込まれたり解釈の参考になったりします。

私たちの事務所では

「すずかぜ経営法務事務所」では、こうした専門的な知識と企業の法務分野での経験35年以上の実績を活かしながら、就業規則をはじめ、企業様によりそったきめ細かな支援を行います。